本作の主人公。 クラスでは目立たない存在だったが、特別試験を通じて一部の生徒から一目置かれるようになる。 長谷部や三宅たちとは勉強会を通じて距離が縮まったものの、最終的に自分が勝てばいいという考え方は変わっておらず、周囲の人間を利用することに罪悪感を覚えることもない。 1年生の春休みに同じクラスの軽井沢と恋人同士になったが、それも「恋愛の学習のため」と考えている。
優秀な兄・学に憧れ、兄に認められたい一心でAクラス昇格を目指していた。 入学時はクラスメイトを見下していたが、綾小路との出会いや多くの試験を経て成長する。 クラス内投票では、裏切り者を暴露するなど冷静に対応し、リーダーらしい振る舞いを見せるようになった。 1年生の春休みには、兄に依存していた過去の自分と決別。髪を切り、その決意を見せた。
学校中のみんなと友達になることを目標としているが、それは自己承認欲求を満たすためで、自分が一番でなければ気が済まない性格。 中学時代、クラスメイトの秘密を暴露して学級崩壊を引き起こした過去があり、同じ中学出身の堀北や、裏の顔を知る綾小路を退学に追い込もうとしていた。 綾小路とはプライベートポイントの半分を自分に譲渡するという契約を結び、一時停戦中。
強気な性格は変わらず、2年生になってもクラスのヒエラルキー最上位に位置しており、クラス内での発言力は高い。 中学時代にいじめにあっていたことを綾小路に知られ、彼に協力していた。 その後、次第に信頼関係を築いて綾小路を意識するように変化し、1年生の春休みに告白されて交際をすることになった。
身体能力が高く、学力も優秀。 人当たりもよく、クラスの男女問わず信頼されており、1年時はいじめを避けたい軽井沢の恋人として振る舞っていた。 強い正義感から誰も退学させないと誓っていたが、1年時のクラス内投票で思いが通らず、一時は自暴自棄となった。 しかし、そこから立ち直り、堀北とともにクラスをまとめている。
高円寺コンツェルンの御曹司。 自分の思うままに行動することを是とする、唯我独尊の性格。 身体能力と学力は学校全体でトップレベルだが、試験に真面目に取り組まないため学校側からも能力の高さを評価されていない。 将来が約束されていることからAクラスでの卒業に固執せず、クラス全体での取り組みにも興味を示さない。
バスケットボール部に所属していて、上級生を凌ぐ実力を持つ。 怒りの沸点が低く、粗暴な言動や問題行動からクラス内で敬遠されていたが、さまざまな経験を経て反省。 精神的な成長をして、クラスでの活動にも協力的になった。 堀北に特別な想いを抱くようになってからは堀北と一緒に苦手な勉強にも向き合い、徐々に成績を伸ばしている。
綾小路とともに勉強会を開いていた「綾小路ブループ」のひとりで、親しい友人には、「啓誠」と呼ばれる。 堀北、高円寺に並ぶトップクラスの学力の持ち主で、物事を冷静に判断できる。 体育祭や混合合宿を経験し、自分の弱さとも向き合えるようになった。 選抜種目試験では、Aクラスの葛城を懐柔しようとして失敗。素直に反省する姿も見せた。
弓道部に所属し、中学時代は県大会に出場するほどの腕前を持つ。 物静かで、クラス内での交流はほとんどなかったが、「綾小路グループ」に参加してからは、長谷部や幸村、佐倉たちと行動をすることが増えた。 グループのメンバーのことを大切に思っている様子。
身体能力、学力とも低いが、明るく元気でコミュニケーションに長けており、クラスのムードメーカー的存在。 1年時は、須藤、山内とともに「クラスの3バカ」と呼ばれていた。 キャンプの経験が豊富でアウトドアが得意であり、無人島試験をその能力を発揮した。 クラスメイトの篠原さつきを異性として意識しており、だんだんと親密になりつつある様子。
「綾小路グループ」のひとり。 元々は人と一緒に過ごすことは得意ではなかったが、勉強会で綾小路たちと親しくなってからはグループで過ごすことが増えた。 グループ内では特に佐倉と仲が良い。 親しくなった人物に独特なニックネームを付けるクセがある。
軽井沢、松下、篠原と仲が良い。 1年時に体育祭での綾小路の活躍を見てから、彼を意識するようになり、クリスマスに告白。 振られてしまったが、それ以降も綾小路のことを意識し、春休みになっても忘れられずにいる。
学力は平均より高いものの、注目されることが嫌で、クラスでは目立たないようにしていたが、綾小路にはそれを見抜かれている。 軽井沢や佐藤と仲がいい。 1年時の選抜種目試験の解答や、落ち込む平田と話している綾小路の姿を見て、彼のポテンシャルの高さに気づき始める。
かつてはグラビアアイドルとして活動していたが、実際は気が弱く、目立つことを嫌う。 1年時にストーカーから助けられたことをきっかけに、綾小路に好意を持つようになった。 その後、「綾小路グループ」に参加。 「清隆くん」と呼べるようになったものの、未だに気持ちを口に出せないままでいる。
同じクラスの軽井沢、佐藤、松下と仲が良く、クラスでは発言も多い。 池とは入学当時から喧嘩が絶えない関係だったが、徐々に関係に変化が生まれ、彼を意識するようになった。 春休み中は時々池と一緒に出掛けることもあった。
天才を自称するクラスのリーダー。 先天性疾患のために運動を禁じられており、歩行時は杖を用いる。 幼少期にホワイトルームを見学した際に綾小路の存在を知り、彼との対決を心待ちにしていた。 選抜種目試験で綾小路とのチェス対決が実現したが、理事長代理の月城に介入されていた事実を知り強い不快感を示す。 その後、改めてチェスをして敗北し、綾小路を天才と認める。
Aクラスを統率する二大巨頭の一人だった生徒。 冷静な判断力と慎重な性格、紳士的な言動で坂柳に相対せるほどの派閥を作り上げていた。 非常に優れた知性の持ち主だが、龍園の策にハマるなど、実直なところが仇となり失脚した。 自身を慕っていた生徒が坂柳の戦略で退学させられたことに怒りを覚えている。
明るく正義感が強いクラスのリーダー。 他クラスや上級生、下級生に対しても平等に優しい性格をしており、ひとりも脱落者を出すことなく、クラス全員で卒業することを目標としている。 中学時代の出来事を坂柳に暴露されるも、綾小路に心を折られたことで自分の罪と向き合い、クラスメイトの前で告白することで過去を乗り越えることができた。
Bクラスの中でトップクラスの知力と運動能力を有する生徒。 ただし、人付き合いを苦手としており、積極的に前に出ることは少ない。 一之瀬の参謀的存在で、彼女のリーダーシップに魅力を感じている一方、一之瀬の悪になれない点にもどかしさを感じている。
勝つためには手段を選ばず、暴力による恐怖政治でクラスを支配下に置くリーダー。 一度は綾小路に敗れて失脚したが、選抜種目試験でBクラスに大勝し、リーダーの座に返り咲いた。 その粗暴さから失脚中はクラス内では腫れ物のような扱いを受けていたが、彼なりにクラスのことを思っているらしく、クラス内投票では退学を受け入れようとしたことも。
短気かつ荒っぽい性格だが龍園のことは慕っており、使い走りのようにされても暴力を振るわれても離れることなく、龍園の指示を第一に動く。 勉強よりも身体を使ったことが得意。 綾小路に手も足も出ずに打ちのめされた経験があり、それ以来一目置きながら友人として受け入れている。
武術の経験者と対等に渡り合えるほどの格闘技術を持つ。 クールそうに見えて喧嘩っ早く、悪いことをするのにもそれほど抵抗がないが、ダーティな手法を使い続けた龍園のことは心底嫌っている。 それでも龍園のリーダーとしての素質は認めており、リーダーの座に返り咲く手助けをした。
本の虫で、図書館にいつも出入りしている。 綾小路とはクラスの垣根を越えて話をしたり、意見を交換したりする読書友達。 心優しく人との衝突を嫌うが、物静かでおっとりした性格も相まって友達は少ない。 鋭い洞察力を龍園に買われている。
高度育成高等学校の生徒会長で、学校を真の実力主義に変えようとしている。 成績優秀、運動神経もよく、3年生全体を支配下に置くほどのカリスマ性を持つ。 自信家であるがゆえに、自分に刃向かう相手に興味を持ち、前生徒会長の堀北学が気にかけていた綾小路にも強い関心を示す。
南雲と同じクラスの女子生徒。 南雲とは親しい仲だが、他の3年生のように心酔しているわけではない。 学年は違うが、一之瀬と仲が良い。 混合合宿で綾小路にお守りを拾ってもらったことをきっかけに、彼と知り合いになり、時と場合によっては綾小路に情報を渡すことも。
生徒会副会長。 前生徒会長の堀北学と同じく、学校の伝統を守りたいと考えていて、南雲には強い反抗心を抱いている。 堀北学の手引で綾小路と知り合うも、彼の実力には懐疑的なところがある。 綾小路に頼まれて、当時の1年生の噂を掲示板に書き込んだ。
2年Dクラスの担任。担当教科は日本史。 高度育成高等学校の卒業生で、自分の担当クラスをAクラスで卒業させたいと強く願う。 選抜種目特別試験での月城理事長代理の関与を知ると、月城による越権行為に目を光らせることを綾小路に約束した。
2年Bクラスの担任。 高度育成高等学校の卒業生で、茶柱や同じく教員の真嶋とは同級生だった。 茶柱に対してライバル意識を持っている。 フレンドリーで生徒からは姉のように慕われているが、酒癖が悪く、時には二日酔いで教室に現れることもあるほど。
不正疑惑が出て停職処分となった坂柳理事長に代わって赴任してきた。 綾小路の父から、綾小路を退学させるように頼まれており、その目的を達成するために選抜種目試験では細工を施した。
明るく素直で社交的な性格で、他の⽣徒が恐れるような相⼿でも、物怖じせずに進⾔することができる。 同級⽣に対しても敬語で話す。 学⼒や⾝体能⼒は⾼く、Dクラスでありながら平均以上の能⼒を持つ。
1年Dクラスのリーダー。中学時代は龍園と並ぶほどに名を馳せた不良だった。 体格がよく、身体能力が高いだけでなく、喧嘩の経験も豊富。駆け引きも得意で、他人を陥れるために策を練る。 性格は粗暴で、上級生にも不遜な態度で接する。
学力、身体能力とも目立ったところはないが、洞察力に優れている。 考え事をするときは、周囲に聞こえない程度で口にするクセがある。 サバサバとした性格で、学校に対してはあまり執着をしていない様子。
1年Cクラスのリーダー的存在。 身体能力が高く、友人関係を大切にしている。 上級生には敬語で話そうとするものの、時々崩れてしまうことも。同じクラスの椿とは、一緒に行動することが多い。
1年Bクラスのリーダー。 人当たりがよく成績優秀で、身体能力は平均程度だが機転が利く性格をしている。 上級生にも敬語で丁寧に対応する。 堀北や櫛󠄁田と同じ中学の出身。
Aクラスに所属し、学力、身体能力ともに抜きんでた実力を持つ。 しかし、自由奔放でデリカシーに欠けた発言が多く、協調性もあまりないため、クラスの中では浮いてしまっている。


































